こんばんは、元気に◎にじゅうまるブログのまさあきです。
3月2日に都立高校入学試験の結果発表がありました。みなさんどうでしたか?
1年前から準備をして来た人、今年に入って慌てて始めた人、何となくやる気が出なかった人、それぞれの入学試験だった事と思います。
目標を自分で決めての未来への第一歩!結果はどうであれ5科目の試験を受け切った精神力と体力は、今後、プラスになる経験だったと思います。
今日は、4月から中学3年生になる方々へ都立入試における内申点の重要さについて簡単にまとめて行きたいと思います。
都立入試の1,000点の内訳について
1,000点の配分について
今年、受験の皆さんは、すでに調べているかと思いますが、簡単にまとめていきます。
- 700点内訳(当日の5科目の点数合計✕1.4)+300点(換算内申点65で300点)
- 換算内申(主教科5科目ALL5で25点、副教科4科目5で20の2倍で40点)満点で65点。
- 素内申(主教科5科目5✕5で25点、副教科4科目4✕5で20点)満点で45点。
①5科目で当日60点平均だった場合、60✕5✕1.4=420点(700点中)の得点となります。
②内申点の計算としまして
A、主教科 例 国4、数3、英3、社4、理4=18点(満点は、25点)
B、副教科 例 音楽4、美術3、保体4、技・家3=14 14✕2=28点(満点は、40点)
A+Bの計算で、18点+28点=46点となり300✕46/65=212.3076点
小数点以下は切り捨て算出なので212点となります。
当日の点数が300点だったので
①の計算としまして300✕1.4=420点
赤文字の点数を合わせまして212点+420点=632点が総合得点となります。
数字ばかりが続いたのでひまわりで和んで下さい!
換算内申点の大切さについて
ここで1の差が、どれほど大切かといいますと・・!
- 先述の換算内申点が、65点で300点なので1点あたり4.62点となります。
- 内申点が、2~5点違うと10~25点の差が出る事になります。
- 希望校の平均内申点が、自分の内申点と開きがあれば得意科目で補てんする形です。
①5教科の場合、1点あたり3.296点 4.62/1.4=3.3点分となります。
②4教科の場合、1点あたり6.593点 4.62/1.4✕2=6.6点分となります。
意外と、学習塾での算出が、違ったりします(×2があるので科目によって変わると思います。)
高校受験で提出する内申点は、何時のを使うの?
- 東京都では、3年生の2学期期末試験の内申点が、使われます。
- 使われるのは、この成績だけですので覚えておいて下さい。
- 3年生になったばかりですが、1学期中間と期末で底上げをして下さい。
- 2学期の中間試験で2は付かない様にしておいて期末で1上げる様にして下さい。
2学期の期末試験まで3回の試験がありますし範囲も決まっていますから本気で頑張れば3が4に4が5に上げる事が出来ます。もちろん、副教科4科目も手を抜かないのは、当然となります。
夏休みに入ると行きたい高校の学校説明会に出席する事になります(夏休みの課題の1つです。)ここでモチベーションが、上がって来ますので頑張って下さいね!
2学期期末の仮内申点について
11月末に3年生のみ仮内申を口頭で担任から教えてもらえます。この仮内申を覚えておいて私立高校の個別面談に臨む形となります。
何が大事なの?と言いますとここで併願優遇を取れるか否か?が決定するからです。
12月の第2週目くらいに中学校の担任の先生が、併願優遇を個別面談で取れたかどうかで受験高校へお願いに行ってくれるからです。
遅くても11月末には、私立高校を決める事になりますので実質、目標が決まって受験勉強に身を投じる様になります。
最後に高校受験に置いて内申点の占める位置は、とても大切である事が理解出来たかと思います。
15歳の子供達が、初めて通る夢への道、人生の岐路、人に寄っては大袈裟と言われるかと思いますが、私的には、大袈裟とは思いません。
大半の15歳が将来何をしたいのか?は、分からない状態での高校受験です。分からなくてもチャレンジ精神を忘れないで進んで欲しいと思います。
勉強のレベルが同じ中で競い合って自分の可能性を広げて行って欲しいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。